地元限定で活躍した馬、息長く走り続けた馬、個性があって人気のあった馬・・・
中央競馬とは違い、そういった馬たちは記録に残ることは少なく、残念ながら後年のファンたちには知られなくなることが多いのが現状・・・
記録に残らないのなら、人が語り継ぐしかない。
それぞれが出逢った印象に残った馬たちを、記憶という形で他人と共有し、少しでも後世に残すべく語り合いましょう。
といっても終り方の10年程度しか通えてませんが・・・
印象に残っている馬の一頭にゴールドキャッスルという馬がいます。
24連勝を記録したキサスキサスキサスは知っている人もいるかもしれません。
ゴールドキャッスルはキサスの少し前に連勝を続け地元では注目されていました。
荒尾移籍後6連勝し、7戦目で2着に敗れましたが、この時は直前まで取り消しを考えるほど脚元の状態に不安があったらしいです。
ちなみにこの時勝ったサンライズタカオーは18連勝を達成してます。
その後は連戦連勝を続け、14連勝を達成!そのまま脚元を悪くしたのか引退となりました。
荒尾では21戦20勝2着1回。結局A級までは上がりませんでしたが、大差勝ちは実に10回!
条件馬の身でありながら笠松のGIII全日本サラブレッドCに登録するなど、陣営も素質の高さを感じていたようです。
隠れた荒尾最強馬候補の一頭だと今でも思っています。
http://db.netkeiba.com/horse/1998104586/
無論、強かった可能性を否定している訳ではない
底を見せなかったことで隠れた強豪扱いされた馬、としてアクチブハトリを挙げておく
25年くらい南関競馬をやってる人間ならよく知られた名前
ロジータと同世代の南関馬でロジータ以上と評価する人間もいる
実際にはそこまで強くはなかっただろうが、ロジータ引退後の南関古馬戦線の中心に立てた器だったとは思う
脚部不安でまともに使えなかったが10戦10勝、調教中に心臓麻痺で死亡
底を見せてないが故の高評価を得て今に至る
中央3歳時に重賞出走経験のあったエイシンイッキ、この名前聞くだけでピンと来る人間もいるだろうが
東海経由で佐賀に転厩した初戦が5秒3差のぶっち切り
佐賀転厩最初の6戦中5戦で大差勝ち、転厩8戦連続で1秒以上の差をつけて勝ち
9戦目には、半年後に中島記念を勝つことになるメガチューズデイを含めオープン特別も快勝
ここでフェードアウトしていたら佐賀最強馬候補だったかもしれない
半年以上休んだあとは距離やら体調やらでB級でもサッパリだった
そして去年競走中に壊れた
有名どころだがこんな話でいいの?
アクチブハトリはザキパパも最強馬と呼ぶほどだった。
競馬本で最期の様子も語っていた。
今は浦和にいる岡田大が益田の日本海特別を制した時に乗っていたミクニは外埒近くまで膨れながら優勝した。
後続を大きく離していた事や他の馬の脚が無かったのもあるが、あれだけ膨れれば他だったら抜かされてた。
十分です!
アクチブハトリはおおまかな話は聞いたことがありましたが、最期は心臓麻痺だったんですね・・・
エイシンイッキは初戦の大差勝ちの時、中央OP勝ち馬がなんで佐賀のC級にいるんだよ!って話題になりましたね
ゴールドキャッスルが本当に上位で通用したかどうかは今となっては分かりませんが、
デビューから12戦無敗で上がってきたロバーシールをも大差勝ちで破るなど、通常の連勝馬の更に一段上をいっていた印象があります
同時期に連勝したキサスは最終的に重賞の九州記念で2着するところまでいきましたが、
勝ちっぷりはキサス以上のものがあっただけに、荒尾のレベルならトップまで行けた可能性は十分あったかなぁと
>>5
クリアーベース、中央未勝利ののち荒尾→佐賀→南関東と渡り地方だけなら21連勝!
連勝中に小倉日経オープンにも遠征し5着と頑張ってました
トゥインチアズ
ナムラハンニバル
個人的に好きだった馬です
第1レースに出走だったが取材のカメラがあったのとパドックに横断幕(勿論?スーパーオトメの)があったのを覚えている
唯一の勝ち鞍は後楽園場外で見たな
スーパーオトメの子どもはなんと『ハシルコウソクドウ』と名付けられたwww
荒尾で走ってた
その割にレースでは軽快に逃げてた
オールダッシュ知ってます?
パドックは個性が出るよな
パドックではのんびり歩いてレースになるとやる気なのは頭がいい馬だろうな
>>13
詳しくしらんが中央に移籍して活躍したんだよね?
惜しくも重賞は勝てなかったみたいだが…
フジノビームという馬が好きだった。
通算成績122戦で34-28-17-43
4歳で荒尾へ来て10歳になるまでタフに走り続けた。
逃げ馬だがテンのスピードはそこまで速くなく、逃げれないと脆かったな。
晩年は控える競馬もそこそここなすようになったけど。
この馬の凄いところは、ハナを奪うととにかくしぶとく粘るところ。
キャリアの内50~60戦は逃げたレースがあるが、なんと一度も馬券から外れたことがなく全て3着以内!
晩年はだいぶ衰えてダッシュが付かなくなっていたが、それでもハナを奪えた時だけは若々しいレースを見せてくれた。
だいぶ馬券で世話になったなぁ・・・
東京大賞典でイナリワンと一騎打ち
これからって時に…。
最後のレースは故障でゴールイン出来なかった
惜しい馬を亡くしたなぁ
JRAの吾妻小富士オープンに遠征した時は間違いなく勝てると思って賭けたが…残念…
今更だがあれがダート戦だったら…
イヴニングスキー、デビューから9連勝したり北関東ダービーを制して中央のユニコーンSでも5着と善戦したりと、当時宇都宮のトップホースだった。
…が!1コ下の妹ベラミロードが栃木三冠達成しユニコーンS2着ととんでもない活躍しちゃって影が薄くなっちゃったねww
八汐賞で初の兄弟対決となったけど、地元で12戦無敗のベラミロードが当然一番人気。両馬の主戦内田利夫もベラミロードを選んだ。
兄貴はただの引き立て役になっちゃうのか!?って中で兄貴の意地を見せ妹に地元初黒星を付けたのは天晴だった。(まぁベラミロードは脚部不安明けではあったが)
衰えた晩年も荒尾や高知を転々として日本サラブレッド最多勝に迫る40勝を挙げたのは立派でした。
佐賀に移ってもその力はさらに強まり、兵庫・南関東でも旋風を巻き起こす
園田に腰を落ち着け、逃げのシルバーブリツト、差しのミナトクインと名勝負
を繰り広げた。
でも、トライバルセンプーの仔が、何故荒尾デビューだったんでしょうねえ?
デビュー18戦目での初勝利が南関3冠目の東京王冠賞、2勝目が大井記念と
南関での2勝がいずれも重賞という、中央ではお目にかかれないちょっと珍しい戦績を残した
福島の吾妻小富士賞に参戦するもこちらは惨敗
長丁場向きのジリな馬だった印象がある
ここから先はのちに知ったのだが、吾妻小富士賞のあと岩手に転厩し4勝を挙げたという
同じパターンで浦和の桜花賞が初勝利だったのがアミー
アミーは結局この1勝だけで引退
中央所属で初勝利が重賞だったのは、北海道3歳優駿を勝ったキングオブサンデーが最後だと思う
その昔マンタマーニ
確か父:イナリワン、母:オトギバナシだったよな
あのレースは指定席で見ていて枠単を取った
2歳時から、後のJRA桜花賞2着馬ユキノビジンの2着になるなど
素質の高さを見せていたが、4歳春シーズンの到来とともに本格化。
4連勝の勢いにのってみちのく大賞典に出走。
レースでは円熟期のトウケイニセイに真っ向勝負を挑んだ。
結果は3着に終わるも、トウケイニセイもモリユウプリンスにかわされ2着。
4着のユウユウサンボーイ、5着のグレートホープといった古豪には
かなりの差をつけてたはずで、岩手競馬の次代を担う存在として期待された(と思う)。
しかし、次走の東北サラブレッド大賞典でまさかのブービー負け(故障発生?)
長期休養を余儀なくされ、ほぼ1年後に復帰するも9戦未勝利で引退。
名前から察せられるように、父は菊、春天、有馬を制したグリーングラス。
晩成血統として定評のある父系だけに、あのまま無事だったならと…。
最後に出走したのは2008年のジャパンダートダービー、
サクセスブロッケン、スマートファルコンに大きく離されての3着。
そして…今なお競走馬登録を抹消せずホッカイドウ競馬所属。
5年のブランクを経て復帰できたら本当に胸熱…
イッテンヨカイチ
マルゼンバージ
ノア
3歳春に北関東で大活躍してた覚えがあるなあ。
確かブライアンズロマンと同期だったような気が。
マルゼンバージ(ばんえい)は何かの大レースでものすごい差をつけて
勝ってたたような記憶が。
ユニコーンステークス(当時は秋の中山)での逃走劇は印象深いです。
あの頃は…
メイセイオペラとかトーシンブリザードとか、交流重賞ではなく中央重賞でも
互角に戦える馬がいましたよね。
アジュディミツオーやフリオーソ、或いはラブミーチャンなどは中央では輝けなかった…
まあ、時代が違うと言えばそれまでですが。
輝いた馬がメイセイオペラしかおらんということになる
少なくともトーシンブリザードに格負けしていない
1993年のダービーグランプリ[馬名(所属)/父/主な3歳重賞成績]
1.ミスタールドルフ(金沢) 父:シンボリルドルフ-北日本新聞杯
2.ヨシノキング(高崎) 父:キングオブダービーUSA-高崎皐月賞,サラブレッドチャレンジC
3.エビスサクラ(水沢) 父:リーフアーマツドネスGB-東北優駿,不来方賞
4.ササノコバン(北海道) 父:スズカコバン-北海優駿
5.アンダーキング(水沢) 父:モーニングフローリツクUSA-東北優駿2着
6.トウホクグラス(水沢) 父:グリーングラス-不来方賞2着
7.シュンユウミライ(水沢) 父:グリーンマウントUSA-北日本オークス2着,ひまわり賞2着
8.サブリナチェリー(笠松) 父:ワカオライデン-東海ダービー
9.ネイティブハンター(宇都宮) 父:ホープフリーオンUSA-とちぎダービー
10.プレザント(船橋) 父:リフアーズゴーストUSA-東京ダービー
もうね、まさにダービーグランプリって感じの出走メンバーで、わくわくしてレースを待ったっけ。
レースの方は、ミスタールドルフが後方から3角大まくりで逃げるヨシノキングを差し切って優勝。
でまた見てのとおり、種牡馬もいい味出してるんだわ。
この翌年にブライアンズタイムUSA,翌々年にサンデーサイレンスUSA産駒がデビューするんだけど。
地方競馬としても、サラブレッド生産としても古き良き時代の最後の輝きだったんだろうな。
OP重賞競争以上にワクワクした覚えがあります
アンカツのサンキヨウスーパーとか、文男のマルゼンアデイアルとか
マルゼンアデイアルは壊れさえしなければ相当な馬になったんではないか
コメント
南関のメイショウパーシー