武幸四郎、涙なしの引退式　兄豊から花束贈呈　「最高の形で騎手人生を終えられました」

メイショウマンボなどでＧ１・６勝の武幸四郎騎手（３８）が２６日、阪神１２Ｒメイショウオオカゼの９着を最後に、２０年の騎手生活にピリオドを打った。

最終レース後の引退式は、約２５００人のファンに見守られた。
「これだけたくさんのファンや関係者が残ってくださって、最高の形で騎手人生を終えられました」。
涙はなかった。

兄の武豊騎手、松本好雄オーナーから花束を受け取り、騎手仲間による胴上げでは何度も宙を舞った。
ＪＲＡ通算９１２１戦６９３勝、うち重賞２８勝。

http://p.nikkansports.com/goku-uma/news/article.zpl?topic_id=1&id=1784556&year=2017&month=2&day=26

重賞勝ち一覧

G1
2000年 秋華賞（ティコティコタック）
2003年 NHKマイルカップ（ウインクリューガー）
2006年 菊花賞（ソングオブウインド）
2013年 オークス、秋華賞、エリザベス女王杯（メイショウマンボ）

G2
1997年 マイラーズC（オースミタイクーン）
1997年 阪神牝馬S（エアウイングス）
1999年 神戸新聞杯（オースミブライト）
2003年 アルゼンチン共和国杯（アクティブバイオ）
2007年 青葉賞（ヒラボクロイヤル）
2007年 東海S（メイショウトウコン）

G3
1997年 セントウルS（オースミタイクーン）
2000年 シルクロードS（ブロードアピール）
2000年 チューリップS（ジョーディシラオキ）
2000年 根岸S（ブロードアピール）
2001年 函館スプリントS（メジロダーリング）
2002年 京成杯（ローマンエンパイア）
2002年 京阪杯（サイドワインダー）
2003年 アーリントンC（ウインクリューガー）
2003年 小倉記念（ロサード）
2004年 小倉２歳S（コスモヴァレンチ）
2005年 チューリップS（エイシンテンダー）
2006年 京阪杯（アンバージャック）
2007年 きさらぎ賞（アサクサキングス）
2007年 函館記念（エリモハリアー）
2007年 函館２歳S（ハートオブクィーン）
2008年 クィーンC（リトルアマポーラ）

合計　28勝

来年の厩舎開業は

・良い厩舎を引き継げるか
・竹之下を番頭として確保できるか

これが一番重要になる


社台は今は若手でも意欲のある調教師にしか馬を預けない
例えば池添弟は海外の牧場で働いて尚且つノーザンの牧場でも働いた
そういうところが評価されてノーザンの馬を沢山預かっている
幸四郎は騎手として海外で生活してたこともあるし、研修を海外でするくらい意欲的に行動すれば
少しは社台連中には評価してもらえるかもしれない
一門の河内や石橋のように国内だけ、知り合いの馬主だけの馬を預かるようになるとますます社台から疎遠になる
勝つ厩舎にしたいなら国内で技術調教師もいいけど、海外で修行すればいい

来年からフランスのファーブル厩舎で研修するタナパクはおそらく社台から一定の馬は預かれる
そこで結果を残せば美浦のトップにいける

武豊TVより

メイショウマンボのオークス前、松本オーナーに鞍上交代を促す声が周囲からあがった。
しかし、松本オーナーは「誰が何と言おうと幸四郎は絶対代えない」と頑固拒否。
その話を伝えられた幸四郎は結果で恩返しする事を心に誓った。
見事オークスを勝利した後、松本オーナーが現れると幸四郎は人目もはばからず号泣した。
武豊曰く幸四郎が人前であんなに泣く姿を初めて見たらしい。