幸四郎と居酒屋でちょっとしたバトルを繰り広げたい

「仕方ない、ジャンケンで決めるか」
「3回勝負だから！後出し許さないから！」
とか言って、1回戦ごとに一喜一憂してさ

そしたら店員さんに「お二人仲良しですね」って言われてこっそり頬を赤らめたい

公園で沢山屯している鳩の集団めがけてパンをちぎって投げ込んで
そっから少しずつ移動しながらさらにちぎったパンを道にまいていってさ
だんだんついてくる鳩の数が減ってくるんだけど、目気ずに続けるんだ
「やべ、そろそろパンなくなる！」
「くっそーもう少しだったのにー」
明日はもっとパン残さないとねーとか言って、くだらないことに毎日夢中になりながら、また明日もそれぞれの家路につきたい

「はい、小麦粉振るって！」
「メレンゲの泡を潰さないようにさっくり混ぜるように！」
「あ、オーブン温めてないじゃんー○○くんのドジ～」などと優しく指導されたい

焼きあがったスポンジに俺はホイップしたクリームを丁寧に塗りたくっている間に、幸四郎は熟れたいちごを全て完食してしまうんだ
「ちょ、幸ちゃんだめじゃんｗ」と笑いかけたら、幸四郎から満面の笑みでスポンジを思いっきり俺の顔面に叩きつけて欲しい

突然の出来事に思わず困惑してしまい、受け取れずにいると幸四郎に「あれ、ボルヴィック派やった？」って言われてお預けにされたい