【レース】京都牝馬S(阪神・G3)　好発先手イベリス（酒井）後続寄せ付けず鮮やか逃げ切り！2年ぶり重賞2勝目

【京都牝馬Ｓ】



酒井学騎手（イベリス＝１着）
「先生（角田調教師）とも作戦を立てて、戦法としてはハナを主張してと思っていました。ハナに立ってから勢いよく行きすぎても、最後（脚が）なくなっちゃうので、その辺も考えながらでしたが、早めに競ってくる馬もおらず、意外と楽なペースで運べました。
ためすぎて瞬発力勝負になるよりはと思って早め、早めを心がけました。３角すぎて合図を送ったら、まだ（脚が）ありそうな手応えを返してくれました。４角で踏み込んで踏み込んで、直線に向いて追い出したらしっかりと反応してくれました。
後ろから決め手のある馬もくると思い、気にしながら追っていました。３回目の騎乗でしたが、今回が一番具合も良さそうでしたし、しっかり調子の良さをレースで発揮してくれたと思います」

福永祐一騎手（ギルデッドミラー＝２着）「陣営が考えて調整をしてくれ、以前と違って右にもたれる面を見せませんでした。馬場と展開を考えれば、よく詰めていると思います。ようやく本来の能力を見せてくれました。これからＧ１に向けて、組み立てていけると思います」

団野大成騎手（ブランノワール＝３着）「１４００メートルでは少し追走に苦労するのですが、リズム良く運べて脚をためることができました。後ろから、よく伸びています。状態が良く、いい競馬だったと思います」

河内洋調教師（アイラブテーラー＝４着）「脚をよく使ってくれている。馬場が良すぎたかな」

田辺裕信騎手（シャインガーネット＝５着）「レースに行くと燃える面があります。枠が外めということもあり、外々を回って厳しいルートを走ることになりました。流れる競馬を想定していたのですが…」

幸英明騎手（アマルフィコースト＝６着）「２番手で流れに乗れていたけど、最後は同じ脚いろになってしまいました」

古川吉洋騎手（メイショウケイメイ＝７着）「久しぶりにこの馬らしい脚を使ってくれました。これをきっかけに立ち直ってくれたら」

国分恭介騎手（ヤマカツマーメイド＝８着）「うまくさばけませんでした。落ち着きがあったし、連闘でも問題はなかったです。距離が延びていい馬だと思います」

和田竜二騎手（リバティハイツ＝９着）「いいスタートを決めて好位につけられたのですが、前に馬を置かないと脚がたまらないのかも。外枠（１６番）が影響したと思います」

武豊騎手（ビッククインバイオ＝１０着）「流れに乗れていたけど、ちょっと切れ負けしました。もうちょっと柔らかい馬場の方が、いいのかもしれません」

松山弘平騎手（リリーバレロ＝１１着）「間隔は短かったけど、厩舎の方でしっかり仕上げていただき、プラス体重で状態は良かったと思います。人気に支持していただいたのに、結果を出せず申し訳ありません」

藤井勘一郎騎手（マリアズハート＝１２着）「（初めての）１４００メートルでも問題はなかったです。ただ、あまりいい位置を取れなかったです」

秋山真一郎騎手（アフランシール＝１３着）「ゲートで他の馬が暴れて、それに驚いて後ろに下がったときに、スタートとなりました。流れに乗れませんでした」

北村友一騎手（カリオストロ＝１４着）「飛び上がるようなスタートでした。ラチを頼って内々を走らせるようにしたのですが、もたれるような感じがあって」

城戸義政騎手（アンリミット＝１５着）「いいところで競馬ができたけど、勝負どころで厳しくなりました」

国分優作騎手（メイショウショウブ＝１６着）「今回は手術明け。使ってからだと思います」