音無師「アドミラブルは他とは比べ物にならん、23年間の中で一番良い馬、凄い馬だと思った。」

※下記リンクより、一部抜粋。全文はソースで
第８４回日本ダービーに、音無秀孝調教師（６２）＝栗東＝も実力馬３頭を送り込む。
皐月賞３着ダンビュライト、きさらぎ賞勝ち馬アメリカズカップに加えて、青葉賞で衝撃のレコードＶを飾ったアドミラブルがスタンバイ。
ホースマンの誰もが夢見る舞台への手応えを直撃した。

胸が高鳴る。９５年の開業後、出走馬わずかに４頭。音無調教師にとって遠い舞台だった日本ダービーに、今年は３頭を送り出す。
「橋口先生（元調教師）が『勝ったらいつでもやめていい』と言ってたけど、俺も今年はそう思う。出走させるだけでは夢じゃない、勝つことが夢なんです」と言葉にも自然と力が入る。

３頭のなかで最も熱い視線を送るのがアドミラブルだ。２分２３秒６のレースレコードで圧勝した青葉賞で一躍、注目を集める存在になったが、トレーナーは違った。生まれて３週間後に初めて見た時からディープインパクト産駒の鹿毛の馬体に衝撃を受けた。
「すごかった。他の馬とは比べものにならんな、と。今まで２３年のなかで、当歳を見た感覚では一番いい馬だったかもしれない」

だからこそ、昨夏に喉鳴りの症状が出た時の落胆は大きかった。９月のデビュー戦（９着）後に受けた手術も完全に治ると決まっていたものではない。
祈るように見守った今年３月の復帰戦。２馬身半差で鮮やかに完勝した。１分４５秒８は阪神外回りができた０６年末以降、春開催で３歳馬の最速時計。
「喉さえ鳴らなければ、最初から答えは出ていたはず。見る目は間違っていなかった」と振り返る。

この瞬間からダービーへの道は始まった。大目標に中３週の青葉賞まで、同じ間隔で迎えられるようにローテを組んだ。負ければ夢は途切れるなか、最高の内容で３連勝。
１週前追い切りは常に攻め馬駆けしない馬相手の併せ馬で時計を出さないようにするなど調整を工夫してきた。２４００メートルを連戦した疲れなど周囲の雑音は耳に入るが、全く動じることはない。
「青葉賞組に実績がないから、余計に色々と言われるんだろうけどね。こちらとしては当初からの予定通りだから」と語気を強めた。

３年前からほれ込んだダイヤの原石への思いは、現在進行形で今も高まっている。
「名馬にしないといけない馬。ファンの人たちに夢を提供できるようなスターホースをつくることが俺たちの使命。シンザンやハイセイコー、オグリキャップ。そんな馬になってほしい」。
大きな期待を胸に、競馬の祭典へ送り出す。（山本　武志）
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000276-sph-horse

【堅実なダンビュライト】
ダンビュライトは皐月賞で外から脚を伸ばし、１２番人気ながら３着と健闘。全６戦で１勝と詰めは甘いが、４着以下が１回と堅実さが武器だ。中間に放牧を挟んでリフレッシュ。２１日は栗東・坂路を５７秒２―１４秒４。元気いっぱいに上がった。

「雰囲気は良かったね。前走は４コーナーで接触したり、不利もありながら最後にいい脚を使ってくれた。力はあるよ。あとは当日にテンションが上がらなければ」と音無調教師。「豊に期待だね。手が合っている気がする」と単独最多のダービー５勝を挙げる武豊の手腕に期待した。

【アメリカズカップ反撃だ】
デビュー戦から厩舎に所属する松若風馬騎手（２１）が騎乗するアメリカズカップは皐月賞で１８着と大敗した。初の関東輸送で、栗東出発時より馬体が１０キロ以上減っていたため、中間は馬体維持に重点を置いた調整。２１日は栗東・坂路を６０秒６でサッと上がった。

「現時点では馬体は回復している。前走は出遅れて、その後に出していってかんでたからね。距離は折り合い次第だと思う。松若は今後に向けて、いい経験にしてほしい」と音無調教師。きさらぎ賞勝ちの実績があり、大一番で巻き返しを願う。

「今年のオトコ馬はすごくレベルが高い」（デムーロ）

デムーロ　今年のオトコ馬はすごくレベルが高いよ。春まではソウルスターリングやファンディーナがいて「牝馬が強い」と言われていたけど、違います。僕が皐月賞でペルシアンナイトに乗った時も、出走していた全部の馬にチャンスがあった。

Numberにて

【ダービー】軽快アドミラブル、指示通りの動き１３秒８！！

青葉賞を圧巻の内容で制したアドミラブルは、栗東坂路で４ハロン５７秒１－１３秒８をマーク。落ち着いた様子で、軽快に駆け上がった。
音無調教師は「速くなっても５７秒という指示。跳びが大きいので難しいけれど、ちょうどよかったね」と指示通りの動きに納得顔だ。

「中３週で調整はやりやすい。カイバは食べているし、順調。水曜にミルコ（デムーロ騎手）が乗って、坂路で併せ馬の予定」と今後の調整プランを語った。
戦列復帰後はいずれも中３週のローテーション。
手の内に入れた調整過程で、青葉賞組として初のダービーＶを目指す。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170522-00000519-sanspo-horse

【日本ダービー　ミルコ・デムーロ騎手に聞く】青葉賞で圧勝したアドミラブルで「勝ちたい」

―未勝利から３連勝で青葉賞を快勝。レースを振り返ってください。

「強かったね。２走前（アザレア賞）に勝った時は、ペースが遅くて２番手に行った。自分のなかでは瞬発力がすごくあるというイメージではなかったので、早めに行った方がいいと思った。青葉賞は初めての東京で、最後は物見をしていた。ドゥラメンテ（日本ダービーの優勝時計は２分２３秒２）と同じくらいの時計（２分２３秒６）でびっくりしたね」

―この勝利で主役候補に躍り出ました。

「もちろん自信を持っているけど、ほかの馬も強いよ。皐月賞組は強いと思う。みんなにチャンスがある。青葉賞はいい感じだったけど、ダービーは別の競走。メンバーも強くなる。でも、この馬でダービーに乗れる。とてもうれしい」

―２走前に初めてコンビを組んだ時の印象は。

「（能力の高さに）びっくりした。その前に未勝利を勝った時は２着馬（メルヴィンカズマ）に乗っていたんだけど、僕はその馬で絶対勝つイメージを持っていた。それが、ハイペースのなかアドミラブルがすごく伸びて、『あの馬、ヤバイ』と思った」

―前走はゲートがひと息でしたね。

「初めて乗った時はイライラしていたけど、前走は落ち着いていた。そのぶん、出遅れたのかも。テンションが高かった時はスタートが悪くなかったから。どちらがいいのかは難しいね」

―ＪＲＡ所属になった初年度の１５年、ドゥラメンテでダービー２勝目を飾りました。

「ドゥラメンテの時はずっと自信を持っていた。馬がすごいから。凱旋門賞でも勝てたと思うくらい。皐月賞を勝った時も（ほかの馬とは）違った。２着のリアルスティールとはすごく離れていて、それでも一番後ろから勝てた。最後は余裕だった。ドゥラメンテの時は（自分が）ちょっとイライラしていたけど、今回はリラックスしている」

―現在、リーディングを快走。３度目のダービー制覇に期待がかかります。

「もちろんリーディングは取りたいけど、それよりもＧ１を勝つことの方が大事。特に、ダービーは特別だから。勝ちたい」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000291-sph-horse

【日本ダービー・日曜追い】アドミラブル軽め調整　音無師も手応え

アドミラブル（牡３＝音無）は日曜朝、坂路単走で４Ｆ５７秒１～１３秒８と軽めの調整で終えた。

ノドの手術明けからは無傷の３連勝。前走の青葉賞は最後方から直線だけの競馬で、後続を突き放す圧巻の内容だった。
音無師は「スタートも悪かったし、直線もフラフラとしていて遊びながら走っていた。まだ荒削りだが使う度に強くなっている」と素質を絶賛。
「未勝利を勝った後から、中３週の競馬を続けている。馬もそれに慣れているし、いいんじゃないかな。中間も順調にきているのが何より」。
指揮官は悲願のダービー制覇へ力を込めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170521-00000120-spnannex-horse

マジレスするとアドミラブルよりペルーサの青葉賞の方が余程衝撃的だった
あの馬がダービーで掲示板からも飛ぶとは思わなかったな

アンカツ「ダービーはアドミラブルが勝つよ。青葉賞は本当に強い勝ち方。
ダービーは馬が強くないと絶対に勝てない。」

ここまで言い切ったアンカツ初めて見たわ
相当強いんだよアドミラ