「ボンボンはあかん」6億馬でも稼ぎゼロ　エリートが打たれ弱いのは人と同じ？

サラブレッドは高い－というイメージが一般に定着している。確かに数百万円で買える馬は少数で、大半が
数千万円の値がつく。毎年のように「億超え」の高額馬もニュースになる。が、高ければ、それに比例してたくさん
稼ぐかといえばそうでもない。高額馬ゆえに大切に扱われ「エリート」「ボンボン」の線の細さを露呈し、勝てずに
消えていくケースもある。どこか、人の人生に似てなくもない。
日本でもっとも高いスタータスを誇る競走馬せり市「セレクトセール２０１２」（日本競走馬協会主催）が７月９、
１０日の２日間にわたって行われた。
上場された頭数こそ昨年と同じ４５３頭だったが、落札総額はなんと１０２億９６３０万円（前年より１１億２３１０万円
増）。不況のあおりを受け近年低迷が続いていたのがまるでウソのような“高騰”ぶりで、５年ぶりに１００億円の
大台を突破した。
当歳馬の最高額は父がディープインパクトの牡馬「スカイディーバの２０１２」（母スカイディーバの２０１２年の子）
で２億５０００万円。１億円以上で落札された馬は実に１０頭を数えた（これも同５年ぶり）というから恐れ入る。
ネットオークションが得てして相場より高く落札されることでも分かるように、せりは過熱しがちだ。それでも馬の
場合は一声１０００万円などが多く、あっという間に億を突破してしまうからヤフオクなどとはケタが違う。
(>>2以降に続く)
http://sankei.jp.msn.com/west/west_sports/news/120721/wsp12072118010006-n1.htm

トゥザヴィクトリーの２００６
http://db.netkeiba.com/horse/2006103281/
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120721/wsp12072118010006-p1.jpg
初年度産駒　ヴェルデホ(父シンボリクリスエス)
http://db.netkeiba.com/horse/2010104215/

スカイディーバの２０１２
http://sankei.jp.msn.com/images/news/120721/wsp12072118010006-p2.jpg
母　スカイディーバ
http://db.netkeiba.com/horse/000a0117d4/

(>>1の続き)
同せり市は名前のとおり、主催者が上場前にセレクト（厳選）するため、他より数段質が高い馬がそろう。さらに
先述のディープンパクトやキングカメハメハなどダービー馬を輩出したため、さらに名声が高まってきた。今春の
ダービー馬ディープブリランテも同セール出身だ。
ただし、これら３頭は意外（？）にも高額落札馬ではない。順に７０００万円、７８００万円、３１００万円－。億に
はるかに及ばないお手軽馬だったのだ。
じゃ、今年１０頭を数えた「億超え馬」はもっと活躍が期待できるのか？　実はそうでもない。
セレクトセール史上の最高額は、０６年の当歳馬「トゥザヴィクトリーの２００６」の６億円。同時にこれは牝馬
世界最高額でもあった。
母トゥザヴィクトリーはエリザベス女王杯を勝っており、父はダービー馬のキングカメハメハ。確かに超がつく
良血。６億という落札額もわかる。その良血の子が競走馬としてどれだけ稼いだかといえば…これが実はゼロ
（獲得賞金なし）。体質の弱さから馬名登録さえされず、未デビューのまま繁殖入りし、１円も馬主に貢献
しなかったのだ。
高額馬の“ダメ馬”はほかにも多い。０４年には「エアグルーヴの２００４」（父はダンスインザダーク）が当時の
国内せり史上最高額の４億９０００万円で落札された。同馬はザサンデーフサイチという名でレースを走るが、
目下３１戦３勝、獲得賞金７０００万円余りと物足りない成績だ。
０７年に３億円で落札された「マイケイティーズの２００７」はアドマイヤハーレという名で２戦１勝、獲得賞金
６９０万円で乗馬に転身した。
馬づくりのプロたちが厳選して上場し、馬育成のプロが億超えの値を付けた馬がなぜ、こうも“失敗”してしまう
のか。
ある調教師は言う。「良血馬は多くの場合、牧場で特別扱いされて育つからなあ。それで気性がいい方に
伸びることもあるが、逆もある。わがままで神経質に育ってしまえば潜在能力を発揮できずじまいということも
あるさ」

(>>2の続き)
１９９８年のセレクトセール出身のボーンキングという競走馬がいた。１億４０００万円という価格にふさわしい
バランスの取れたすばらしい体つきだった。「生まれながらの王」というとてつもないネーミングが重荷に感じられ
ない重厚感あふれるすばらしい馬体。同期で同厩舎に所属した芦毛を引き連れて栗東トレセンを毎日闊歩
（かっぽ）していた姿は、（たとえは悪いが）若頭を従えたヤクザの親分みたいな貫禄だった。
が、３歳クラシックシーズンが凡走続きで終わったころから、急速に精彩を欠いてきた。反比例するように
“舎弟格”の芦毛がＧＩを勝ちまくり、対して“親分”の方はどんどん萎縮してしまい、晩年は立場が逆転。歩く姿も
心なしか自信なさげに変わっていた。
ここらがボンボン育ちの線の細さなのだろう。最終的に１７戦２勝という平凡な成績でジ・エンド。獲得賞金１億
５０００万円余りで「ペイ」はしたものの寂しい幕切れだった。
ちなみに“舎弟格”の芦毛馬は米国生まれのクロフネ。０１年ＪＣダートでは７馬身差という超弩級（ちようどきゅう）
の圧勝を決めた。

これが工業製品なら、良質の素材を使った高額品は値段なりの性能が間違いなく期待できる。自動車、飛行機、
船舶をはじめパソコンや家電製品などみなそうだ。
が、サラブレッドは「経済動物」と呼ばれこそすれ、生き物。決して値段イコール性能ではないのだ。せり市で億を
超える投資をした馬主にとっては酷な言い方だが、所詮は水モノだ。
冒頭に触れた２億５０００万円のディープインパクト産駒「スカイディーバの２０１２」は順調なら２年後にデビュー
する。果たしてジンクスどおりか、それとも…。

コロコロより面白かったのに。

フサイチペガサスみたいなのもいる

＞「ボンボンはあかん」

＜実例＞
ハトポッポ、フグタ、アッソウ、アヘ

トゥザの6億は放牧中に近くに落ちた落雷の影響で
無理せずに未出走で繁殖にあげただけだろ

以下フサイチ禁止な

テイエムプリキュア２５０万円

実際には高額馬はなんとしてでも片目は開けさせるから勝ちあがりはいい

高い馬は故障を恐れてあまりビシビシやれないというのもあるらしいな。

エアグルーブの子供は活躍馬出しまくってるのに
ピンポイントで駄目馬を引くフサイチ…

ボーンキングはまだマシだろ、1億5千万くらい賞金稼いだから
馬主の取り分的にも大損はしてない

おっとフサイチギガダイヤの悪口はそこまでだ

競馬界の超良血・二本柳親子

30戦14勝のカーム様にひれ伏せ

鳩山みたいなもんだな

オレなんかエリートでなくとも打たれ弱いぜ

こないだも片思いだったアイちゃんに振られて、三時間も落ち込んだくらいだ

逆に安値で活躍した馬でどのくらいの価格？
１００万とかいるの？

>>31
テイエムオペラオーは1000万で18億
メイショウサムソンは700万で10億

>>31
最近だと外国だけどスノーフェアリーが安い
なんとセリで23万
Ｇ１は英香日で５勝
去年の凱旋門でも３着に入ったよ
2010のエリザベス女王杯は競馬見ない人でもその圧倒的強さがわかるレースで暇なら見てもいいかも

２勝で1億5000万も稼げるんだな

ちょうど、馬主さんが十日間痛い状態が続いた時に命名
それが、トウカイテイオー

オグリっていくらくらいだったんだろ

カジノドライブはどこ行った？

2勝で1.5億も儲かるのかよ。俺も馬主になるわ

3億円の馬一頭なら1億円の馬三頭買ったほうがいいな

馬主は安い馬を買ったほうが儲かるってこと？

>>39
馬主で稼いでる奴なんて、ほとんどいないよ。

>>42
みんなに見せびらかしたい美人の嫁さんを持つのと同じ。

昆調教師
「セレクトセールの仕組みを知っていれば参加する気なんて起きない。
社台が得するだけのものだから」

サンデーサイレンスは最初のセリでは1万ドルしか値がつかなかったんだっけ

>>41
血統悪いからね。
日本に来たのもそのせい。
アメリカ競馬にとってはものすごい損失だったような気がする。

>>41
だから出した人間が買い戻した

1番安いG1勝ち馬はテイエムプリキュア？

>>43
ヒカルイマイじゃね？

フサイチペガサスはスーパーエリート

>>1
> ある調教師は言う。「良血馬は多くの場合、牧場で特別扱いされて育つからなあ。
こうは言うけどさ、種付け料だけでウン千万、それプラス母はG1馬なんて仔馬を、
実際に毎日触って世話すること想像してみろ
怖すぎだろ

金持ちが自分の金で張る見栄 … priceless

ボーンキングは成功といってもそんなに間違いじゃないだろ
同期の芦毛って…ダレだ？クロフネか？

庭先取引1000万で約20億稼いだオペ最強。

見る目がないだけの話

ボーンキングは十分走ったほうだろ
重賞でそこそこ戦えてたんだから

ヴェルデホ（母ディナシー 6億の馬）新馬勝ち

トゥザの06をぼんぼんって　雷食らってだめになったのに・・
でも息子勝ちあがったね

「ボンボン馬は甘やかされてダメ」は嘘

と聞いたものだが、それが嘘でやっぱり甘やかされていたのかｗ
なら安馬をビシビシ叩いて走らせて鍛える総帥イズムがいいのかって話にもなる。

億使う金持ちは馬を買うためにセレクトセールに出ているというより
セレクトセールに出るためにセレクトセールに出ていると言う方が正しい
予想よりはるかに高かったとか言いながら笑顔で何頭も買っている時点で
単に儲かるかどうかだけで馬を買っているわけではないのがわかる
つまりそんな視点でセレクトセールで金使うやつを見ていても理解できなくて当たり前

金持ちの馬主の名誉欲に損得持ち出して何がしたいんだ？
POGで必死扱いて高額馬指名して爆死したのかなw

高額の馬が競馬場でもいい成績を残すのであれば　馬券買う側にも好都合だが　そうじゃないよな

馬は、ボンボン育ちでもまだいいんだよｗ
ちゃんとその血脈に見合う能力さえ遺伝してれば。

問題は、ボンボン調教師のほうだよ。

高額な馬よりも安い馬の方が走るのに高額な馬を買う。謎だな。
馬主って走る馬が欲しいんじゃないの？

>>102
いや高馬の方が走る確率が高い　のだけは動かし様のない事実だから

>>102
「高額な馬よりも安い馬の方が走るのに」なんてことはない。
総じて見れば、やはり高額な馬の方が安い馬より走る。
高額な馬でも走らないのがいるから取り上げられるというだけ。

>>102
> 高額な馬よりも安い馬の方が走るのに
どこでそういう結論になったんだ？
そりゃあ走る馬が一番だけど、大多数の馬主は夢を見たいんだよ
デビュー戦で打ち砕かれることがほとんどだけど

>>104
記事を読む限りではＧ１を勝っているのは高い馬じゃなくて安い馬って感じだが？

>>107
高かったのに走らなかった馬の記事だからな

勝てずに消えていくケース「も」ある、って書いてあるだろ

1億の馬を１頭買うよりも1千万の馬を10頭買うほうが維持費がかかるからな
簡単に下手な鉄砲～ってわけにもいかない

スワーヴダンサーみてえなのは滅多にねえよ

長島茂雄の子供が長島一茂

馬主って金持ってるからやるのであって儲けとか考えてないと思う

てか、値段で扱い買えるのは仕方ないかもしれんけど
ボンボンである馬が悪いわけではなく扱う人が悪いんやん
高値を買ったのも人やし

馬は全く悪くないじゃん

カームって青森で種牡馬してんのか

一頭所有するだけで年間にとんでもない額飛んでいくんだし
メイショウとか多くの個人馬主は完全に道楽でしょ

スノーフェアリーもクッソ安かったらしいなぁ

あれだけ強いのに

フサローは競馬サークルから馬鹿にされてて駄馬ばかりあてがわれてたん
じゃないの？

重賞勝ったら、ホールインワンと一緒で関係者や知人にいろいろ配る義務がありそうだしな
金儲けなんか考えちゃいかんよ
馬主やっててけちけちしてたら小さい人間だと思われるんじゃないか？

アドマイヤムーンは1600万で買われて
ダーレーに40億で買い取られたんだっけ

最近走った馬だとサンツェッペリンも確か１００万ぐらいだったはず。

血統や馬体や値段はある程度参考になるけど、最終的にはそれを生かすか殺すか・・・の調教師の腕じゃないかと思う。

関西だと大橋厩舎や中村均厩舎や昆厩舎なんかは安馬を走らせるのに長けてるイメージがあるけど

サンゼウス以前になんかの弟でものすごい価格で落札された記憶があるんだけどなんだったかな
「サラブレッド 競り 最高額」で検索かけても出てこない
ちなみにトゥザグローリーの姉ではない

まぁITやパチンコなんかの成金はコネ作るために馬主やってるしな。
走らなくてもいいぐらいにしか思ってないだろ。
社台の言う通りに買ってりゃ時々勝たせてくれるし。

パチンコと言えば、サクラの馬、最近、走らんなぁ、、、。

>>211
先代は天皇賞を勝って「日本の天皇からぶんどった賞金を北朝鮮の将軍様に献上するニダ」ということに命をかけていたが

息子のほうは、それほど競馬に興味ないみたい

競馬はどこの国もセリ（公開市場取引）と直接の庭取引の二面性がある。
生産者は見込めそうな馬をお得意様に庭取引で売ったり、自分で囲い込んだりしている。
セリ市はそれこそ本当に金持ちの見栄。超高額取引馬が走らないからと言って一般人が残念がることなんて無い。