ラニ、ドバイＷＣ参戦へ！兄アウォーディーとともに世界一目指す

ラニに吉報！！４日にドバイ国際競走（２５日）の前哨戦に出走し６着に終わったラニ（牡４）に７日、ドバイワールドＣ（Ｇ１、ダート２０００メートル、メイダン）の招待状が届いたことが分かった。招待は受諾する方向。
前哨戦で６着に敗れながらも選出されたのは、昨年のＵＡＥダービー制覇と米クラシック３冠レースへのフル参戦が評価されたものとみられる。

一方、兄のアウォーディー（牡７）は既に招待を受諾しているワールドＣへ向け調整が行われている。
松永幹師は「向こうの砂が合うかどうか。日本では堅実に走ってくれるし、やってくれないかな」。
９日に検疫入り、来週１５日に出発する。
兄弟で世界一を目指すことになった。
http://www.sponichi.co.jp/gamble/news/2017/03/08/kiji/20170307s00004048404000c.html

ドバイ前哨戦６着のラニ　松永幹調教師「最後まで走る気になってくれなかった」

ドバイ・ワールドＣ・Ｇ１（２５日、メイダン競馬場・ダート２０００メートル）の前哨戦、アルマクトゥームチャレンジ・ラウンド３・Ｇ１（同・ダート２０００メートル＝８頭立て）が３月４日に行われ、日本から出走したラニ（牡４歳、栗東・松永幹夫厩舎）は６着に敗れた。

現地でレースを見届けた松永幹調教師は７日、栗東トレセンで報道陣の取材に対応。スタート前からイレ込み、レースでは出遅れて馬群についていけなかった姿を振り返り、「調教ではまだマシだったんだけど、レースではずっと左手前で走っていて…。結局、最後まで走る気になってくれなかったですね。（鞍上の）ムーアもレース後に『ソーリー、ソーリー！』と何度も謝ってきました」と残念そうな表情を浮かべた。

今回の結果を受けて、希望していたドバイ・ワールドＣへの選出は非常に厳しい状況に。それでも「レース後はすぐに息が入っていたし、６日から現地で運動を再開しています」とトレーナー。「現状だと、マイル（ゴドルフィンマイル・Ｇ２、ダート１６００メートル）になるのかな…という感じですが、いずれにしても一戦使った効果はあると思うので」と前を向いた。

なお、同馬はゴールドカップ・Ｇ２（芝３２００メートル）にも追加登録を行っている。
http://www.hochi.co.jp/horserace/20170307-OHT1T50114.html