【競馬】阪神大賞典(阪神・G2) ディープボンドが単勝1.2倍の断然人気に応えて連覇達成

３月２０日の阪神１１Ｒで行われた第７０回阪神大賞典（ＧＩＩ、４歳以上オープン、芝３０００メートル、別定、１３頭立て、１着賞金＝６７００万円）は、単勝１・２倍の断然人気に支持された和田竜二騎手のディープボンド（牡５歳、栗東・大久保龍志厩舎）が中団追走から差し切り、同レース史上６頭目となる連覇を達成。重賞４勝目を挙げるとともに、５月１日に阪神競馬場で行われる天皇賞・春（ＧＩ、芝３２００メートル）の優先出走権を獲得した。タイムは３分５秒０（良）。

３／４馬身差の２着には好位追走から早めに抜け出した石橋脩騎手の５番人気アイアンバローズ、さらに１馬身１／２遅れた３着に川田将雅騎手の３番人気シルヴァーソニックが入った。
なお、２番人気に支持されたゴールドシップ産駒のマカオンドールは後方追走から追い込むも４着に敗れた。

◆和田竜二騎手（１着　ディープボンド）
「去年と違って、結構内の馬場も良さそうだったので、その点だけ気になっていたんですけども、人気を背負う立場で結果を出してくれて頼もしい馬になりました。内を見ながらと思ってたのですけども、道中は行きたいポジションで脚をためれましたし、動きもあった中で自分のリズムを守ろうと思っていました。３、４コーナーは外を回る形になって手応え的にはしんどいかなと思ったんですけども、やっぱり地力が違って余裕で差し切ってくれました。本番（天皇賞・春）に向けてまた上積みもあると思いますし、今回は勝って本番に向かいたいという気持ちがあったので、結果を出してくれて本当に頼もしいですね。去年は惜しいところで負けてしまいましたし、牧場から返ってくるたびに、毎回成長してくれる馬なんで、十分タイトル取れる馬だと思います。次もきっちり結果を出したいと思います」

◆大久保龍志調教師（１着　ディープボンド）
「和田君が馬を知ってくれているので安心して見ていられました。先を見据えての競馬をしているなというのはあって、着差はなかったが、強かったです。精神面、体の成長も強く感じます。（昨秋の凱旋門賞参戦で）フランスに輸送したのが、いい方向に働いていますし、馬体も背腰の弱さがなくなってきました。次は天皇賞・春で、（昨年２着の借りを）取り返しに行きたいと思います」

阪神大賞典を勝ったディープボンドは、父キズナ、母ゼフィランサス、母の父キングヘイローという血統。
北海道新冠町・村田牧場の生産馬で、馬主は前田晋二氏。
通算成績は１６戦５勝（うち海外２戦１勝）。
重賞は２０２０年京都新聞杯（ＧＩＩ）、２１年阪神大賞典（ＧＩＩ）、フォワ賞（仏ＧＩＩ）に次いで４勝目。阪神大賞典は大久保龍志調教師は０９年アサクサキングス、２１年ディープボンドに次いで３勝目、和田竜二騎手は００年テイエムオペラオー、１１年ナムラクレセント、２１年ディープボンドに次いで４勝目。

https://www.sanspo.com/race/article/general/20220320-5BCO6Q74SNHTNCTLDQVOZTXJZA/

大阪杯はエフフォーリア、春天はディープボンドでほぼ決まりかな？

前走５２キロ馬が２番人気で笑えた。
自信の切りだったが
４着だったな。

産経大阪杯G2 トウカイテイオー
阪神大賞典G2 メジロマックイーン

↓

次走天皇賞(春)G1で直接対決

みたいなローテはもうないんだよな

いや、ただの回顧厨の独り言なんだけどな

もっと厳しい流れだったら突き抜けた
あれで危なげなく差しきってるんだから力の差は歴然
バカばっか

和田竜二騎手（ディープボンド＝１着）
「去年と違って内の馬場も良さそうだったので、その点だけ気になりましたが、人気を背負う立場できっちり結果を出してくれて、頼もしい馬になりました。
枠を見て、内を見ながらと思いましたが、道中は行きたいポジションで脚をためられましたし、ちょっと動きもあった中で自分のリズムを守ろうとしたんで。
３、４コーナーは外を回る形になって、手応え的にしんどいかなと思ったが、地力が違うので。最後は余裕で差し切ってくれました。
本番に向けてまた上積みもあると思いますし、今回も勝って本番に向かいたいという気持ちがあったので、結果を出してくれて本当に頼もしいです。
（天皇賞・春は）去年も惜しいところで負けてしまいましたし、牧場から帰って毎回成長してくれる馬なので、十分タイトルを取れる馬だと思いますし、次もきっちり結果を出したいと思います」

石橋脩騎手（アイアンバローズ＝２着）
「状態がすごく良かったし、勝ったと思ったんですけどね。最初のコーナーの入りでペースが遅くなってハミをかみ始めたので、自分から（前を）つつく感じで進めました。
この馬もすごく伸びていましたが、外から一気に差してきた相手が強かったです。（長距離の）適性はあります」

川田将雅騎手（シルヴァーソニック＝３着）「前回よりはるかにいい内容で道中を走ることができたぶん、重賞でもここまで頑張れました」

吉田隼人騎手（マカオンドール＝４着）
「前半はリズム良く運べました。思ったよりペースが落ち着きましたが、２周目の３コーナーでディープボンドが前にいて、いい目標にできました。じっとしていたので、直線はもう少し伸びると思ったんですが…」

藤岡佑介騎手（ユーキャンスマイル＝５着）
「少し出し加減でディープボンドの後ろをキープできました。道中の流れが遅くハミかかりがよくなったんですが、あそこからもうひと伸びできたらというところでした。ただ、年齢を考えれば頑張ってくれています」

坂井瑠星騎手（キングオブドラゴン＝６着）「自分のリズムで進められました。４コーナーで後ろを振り切るイメージでしたが、上位馬は強かったです」

石川裕紀人騎手（トーセンカンビーナ＝７着）「ゲートはいつもより出てくれましたが、一歩目が遅いのでポジションは仕方ないです。上位を狙うには、もう一つ前の位置が欲しいので、これからも課題になります」

荻野極騎手（シロニイ＝８着）「出負けしたぶん、後ろになりました。思っていた位置が取れず、持ち味を生かせませんでした」

原田和真騎手（アドマイヤアルバ＝１０着）「どこかで内に入れたかったですね。ある程度は反応できるようになっているし、地力は感じました」

松岡正海騎手（サンアップルトン＝１１着）「３コーナーでディープボンドの後ろにつけましたが、休み明けのぶん、ついて行けませんでした。ここを叩いて良くなると思います」

鮫島克駿騎手（ゴースト＝１２着）「スローになるのは分かっていたので、前にくっついて持ち味を生かしたいと思っていました。今日のところは力負けですね」