JRA追放者と本宮ひろ志の力作、 幻の競馬漫画「勝算（オッズ）」

JRA追放者と本宮ひろ志の力作、 幻の競馬漫画「勝算（オッズ）」を知っているか？

漫画を原作にした映画「銀魂」がヒットして話題となっているが、やはり漫画の影響力はさすがだ。競馬においても数々の漫画があり、「みどりのマキバオー」はアニメにもなり今でもキャラクターとして使われている。
また「優駿の門」「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」「ウイニング・チケット」「風のシルフィード」「ありゃ馬こりゃ馬」といった個性的な漫画も人気を博していた。
そんな競馬漫画の中でも異色といえるのが、人気漫画家の本宮ひろ志氏が作画を担当し、当時人気騎手だった田原成貴が原作の「勝算（オッズ）」だ。

基本的に競馬漫画は競走馬、騎手、生産者が中心となって日本ダービーの優勝などを目指すのが一般的な流れだ。
しかしこの「勝算（オッズ）」はそういった夢を目指すドラマ性は皆無。
そこにあるのは誘拐事件に絡むサスペンスとライバル騎手による意地の張り合いなのである。
また今では感じられない鉄火場のような昭和の競馬場の雰囲気も良く表現されており、懐かしいと感じる競馬ファンもいるだろう。

※下記リンクより、一部抜粋。全文はソースで
http://biz-journal.jp/i/gj/2017/07/post_3941.html

これ昔読んだ
パドックで大声とかレース中に空気の壁を感じたりとか
なかなか田原らしい内容だった

マキバオーとかも面白いが
風のシルフィード
蒼き神話マルス
の事もたまに思い出してあげてください

まあ、引退して種馬してたのに競走馬に逆戻りしてジャパンカップでゴール直前に心臓止まったマルスはリアリティー無しの助だが

(そもそも姉妹編のシルフィードもリアリティーの欠片もないかw)

これはね、あの時代に読んでこそ面白かったの

岡部のモデルがビワハヤヒデのモデルに騎乗してるんだけど
「この馬は本質的にはマイラー、しかし俺の手にかかれば2000ｍを持たすなど容易いこと」
なんて言ってたり。
武豊のモデルが本心では主人公を馬鹿にしてたり
柴田のモデルがただのダービー獲ってないコンプレックス持ちだったり
とにかく笑える。

レース前に主人公が馬の目の前で「イヤーーーーーーーーーーー！！」
とかって力いっぱい絶叫しても、馬が平然としているとか

一番笑えるのが、ゴール直後にマイホープの脚がポッキリ折れてるのに
理事長が、どんな金を払っても死させない！とか言っちゃうのｗ

とにかく何十年か経ってもこれだけ記憶してるのだから
あの時代を知っていたら、面白いのは、面白い！！

漫画史上最強の2頭を産みだした原哲夫こそが至高の馬系漫画家なんじゃないかと