キタサンブラックを襲う「サトノ包囲網」…ルメールとダイヤモンドよりコワい「ノブレス」の存在

◆有馬記念、キタサンブラックを襲う「サトノ包囲網」!? ルメールとダイヤモンドよりコワい「ノブレス」の存在

25日に迫る競馬の総決算「有馬記念（G1）」。
注目は年度代表馬の可能性を残すキタサンブラック（牡4 栗東・清水厩舎）だが......。

前走ジャパンCではマイペースでの逃げを披露しての圧勝だっただけに、今回はライバルたちが「楽逃げ」はさせてくれないだろう。
すでに逃げ馬のマルターズアポジーが出走することとなっており、先頭に立つ可能性は少ないが、王者に対しきついマークがつくことは避けられないだろう。

そんな中、キタサンブラック陣営にとって最大の"難敵"となりそうなのが、最大のライバルと目されるサトノダイヤモンド（牡3 栗東・池江厩舎）である。クラシック最終戦である菊花賞を圧倒的な強さで制し、3歳世代の頂点に立ったと目されるサトノダイヤモンド。
デビュー当初から「競馬界を背負って立つ」と言われた逸材だけに、期待が大きくなるのも当然だ。

鞍上のC.ルメール騎手も、かつてこの有馬記念で競馬ファンなら誰もが知る「伝説」を残している。
2005年の同レース、無敗の三冠馬ディープインパクトにハーツクライで初めて土をつけた。その勝利は、これまで追い込み一辺倒だったハーツクライを「先行」させるという決断がもたらしたもの。
その騎乗に多くのファンが驚愕したのは言うまでもない。

このコンビが、キタサンブラックにとって脅威となることは言うまでもない。
さらに、同馬にとって無視できないのが、サトノダイヤモンドの「同胞」だ。

サトノノブレス（牡6 栗東・池江厩舎）は、馬主も調教師もサトノダイヤモンドと同じ。
同馬はG2、G3では高確率で馬券圏内に入るものの、G1では一歩足りない印象で、今回も伏兵扱いだ。

仮にサトノノブレスに勝利、もしくは上位が望めない場合、陣営が何がしかの「仕掛け」をしてくる可能性もあるのではないだろうか。
サトノノブレス自身は控えることも先行することもできる器用なタイプ。
キタサンブラックを「徹底マーク」することもできるはずだ。

※下記リンクより、一部抜粋。全文はソースで
http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2138.html
http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2138_2.html